春の装い

2017年7月23日日曜日

カメラという趣味について2

カメラを趣味にしようとして出かけた白根市の大凧合戦。

コンパクトフイルムカメラで取り敢えず「撮っただけ」でした。
何も考えす(考えられず)フレームに入れて撮り、現像して「ふーん」と思う。
お終い。


その時一緒に行った友人が使用していたカメラは「一眼レフ」でした。
色々と話をきいて次に「一眼レフ」を購入することにしました。

私は「形から入るタイプ」です。

バイトして得たお金で CANON EOS Kiss2 を購入しました。
カメラのことは全く無知状態で店に行き、店員さんの話を聞いても
チンプンカンプンで、
「最新のカメラで今買うならレンズ2本付いています」
の言葉で購入しました。

そこからまた友人に手ほどきを受けるも、「露出」の意味がさっぱり分かりません。
そこで自己学習できるように、車で2時間かけてヨドバシカメラまで行って教本を購入。
(当時はインターネットがそんなに普及していなく通信販売もあまり無かった時代でした。)

でも本を読んでも、やっぱりチンプンカンプンでした。
今ならデジタルカメラなので、設定した値で撮影した写真がすぐに見れるため
その設定の意味が分かりやすいかと思います。
しかし時代はフイルムカメラ。
その時設定した値をメモに残しておいて、フイルム全て使い終わったら現像。
現像した写真とメモを見比べて、
その設定値だと、こういう写真ができる」
が初めて分かるのですが、大体メモが抜けていたりして、メモした値と写真が
合っていなくて苦労しました。

そんなこんなで数年、友人と撮影旅行に出かけては写真を撮っていました。

今思うと、撮影旅行に出かける際に友人から「リバーサルフィルム」を教えて
貰ったことが転機かもしれません。

何せ学生には単価が高い!無駄撮りなんて出来ません!
そして現像は地元のカメラ屋さんでは出来なくて、専門のラボへ送るため
タイミングが悪いと一週間後の受け取りです。
リバーサルフィルムは、プリントでは受け取れずフイルムを受け取ります。
そこから拡大鏡で見て、出来の良い写真のみをプリントします。
普通のネガと比較して、お金と手間がかかるのです。
一枚撮るのに色々と考える癖がつきました。

続きます。

品川写真創作室
写真作家 品川